3-3 入院3日目 大きな声ではいえない副作用

病気の記録
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右胸の〇〇の位置がずれ落ちたと誤解してビビる

入院3日目、朝は4時に起床。

昨日は一日化学療法の点滴を受け続けていたんだ、と最初に思い出します。

目が覚めた状態で、ベッドに仰向けのまま、体の状態を確認。

だるさもなし 熱っぽくもない うんうん きわめて良好。

化学療法では、嘔吐とかの副作用が出て、体力が落ちていくのではと危惧をしていけれど、本人の自覚上はその兆候はまったくなし。

ただ、昨日からなんとなく右乳房下に時々ズキズキする痛みがある感じがしたので、新しいパジャマに着替える時に、着ていたTシャツをたくし上げ、念のために確認しようと右胸を見た瞬間、動きが固まりました。

右胸の乳頭部が下に落ちてる????!!!!

枕横に置いていたメガネをかけて、再度おそるおそるゆっくりとTシャツをめくりあげて確認。すると乳頭はの正常な場所にありましたが、右乳房下側に乳輪と同じような色と大きさの円形のただれた傷口が出現していたのです。
出血はしていないようでしたが、最初に「乳首がズレた」と勘違いした衝撃の方が大きくて、「あ、ズレたわけじゃなかったんだ、良かった」という安堵感に、「ほっ」と一息。

思い返すと、昨日はほぼ一日、心電図のパットをずっとつけていたので、気にはなっていたけれど目視確認できなかったのです。

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化学療法後、最初の回診 医師の言葉にビビる

起床後はみんな寝ているところをそーっと起きて、洗顔してナースステーション近くの体重計で体重測定。

毎回、尿量を測定して、記録。
(入院初日に、尿量を毎回記録するようにと、記録用紙を渡されます)

そして午前10時過ぎに、主治医が回診に登場。

主治医
主治医

体重が2キロ増えていて、尿排出も良くないですね。

水をたくさん飲むようにしてください

などなど、ひと通り自分では自覚していない体の状態の説明を受けた後、胸の出来ものについての話をしました。

パジャマの前ボタンをはずして、中に肌着代わりに来ているTシャツをめくりあげると一瞬「ん?」といった表情に。

主治医
主治医

見たことがないなぁ・・・

ひろせ
ひろせ

いやいや、先生。
そこは声に出さずにいてください

と心の中で反射的に思う患者。

まぁ、「乳首がズレていなくて良かった」という安堵感が大きかったのと、「見たことがない」という医師の心の声の音読にビビったという2点に気を取られすぎて、傷自体のことは「まぁ、いいか」と、スルー。

乳腺原発の率が極めて症例が少ないこともネットで調べていたので「そんなもんなんだろうなぁ」と勝手に解釈したのでした。

後日の見解としては「ガンのカスみたいなものだから、小さくなっていくからね」とのこと。

うんうん、白血球たちに頑張ってもらうだけです。

抗がん剤→利尿剤投与=腎機能障害の予防

主治医
主治医

尿排出が良くないから、お昼から利尿剤を投与(注射)します

夕方からトイレの回数が多くなることを看護師さんが補足説明。

フムフム。

尿排出が良くないということは、抗がん剤の副作用として腎臓に負担がかかるので、腎機能障害を予防するためにも、たくさん水を飲むことが大事になるわけです。

慢性腎不全で人工透析を受けている母親の存在があって、腎臓の大切さは普通の人よりは勉強している部分もあるので、「よし、トイレは面倒だけど、水を飲んで飲みまくろう!」と、1階のコンビニまで点滴スタンドと一緒に行って、2リットルのペットボトルの水を購入してくることにしました。

昨日に引き続き、点滴はずーっとつけたままなので、トイレが面倒というより、点滴につながれたまま、点滴スタンドと共に移動するのがちょっと面倒でした。

ちなみに、「リニョウ」って、ずっと「離尿」だと思っていました。
正しくは「利尿」なんですよね。
イメージ的には「離尿」の方があっているようには思うんだけどなぁ。

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