免疫力低下と「温活」が大切な理由を考える

湯たんぽ 徒然雑記

体温が1度上がると免疫力が高まる、という話は耳にした方も多いのではないでしょうか。

抗がん剤治療を受けている持つ身としては、「健康」を維持することはとっても大切です。

私の基礎体温の平均は36.5度前後。ありがたいことに冷え性ではありません。

それでも、自分の体のためには「あたためる」習慣を常に心がけています。

湯たんぽ

10月頃から使い始めるのが湯たんぽ。

雪国で生まれ育ったので、冬には欠かせない必需品でした。

寝る1~2時間前にお布団の中に、パジャマと一緒に入れておくと、ベットに入るころにはぬくぬく。お布団に入るのを心地良くしてくれる冬の温活グッズです。

湯たんぽも種類は多いですよね。

子供の頃使っていたのは、金属製の楕円形タイプ。

今はプラスチック製の湯たんぽを使用しています。

低温やけどを防ぐには、寝る時は足元からは少し離しておいて、肌に直付けしないこと。

しかも朝起きたら、湯たんぽの温かいお湯を洗顔時に使えるので、一石二鳥です。

湯たんぽがありがたいと実感するのは、お布団に入っても体がなかなか温まらない時。

抗がん剤の副作用で、白血球が少なくなるせいなのか、化学療法を受けた一週間は体が温まらないことが多く、いつもならお布団に入ってしばらくたつと、自分の体温で自然に眠りにつくのに、この時期は手足も冷たくて、なかなか寝付けないことがあります。

これはマズイと思うのです。

体温が下がるのは、免疫力が落ちている状態。

免疫力が落ちると、風邪や感染症にかかりやすくなる。

高熱が出たら、即病院に連絡して駆け込まないといけない。

そんな「冷え」から守ってくれる私の温活グッズが「湯たんぽ」なのです。

薬の副作用でおきる便秘対策には、なにがいいのか考えてみた

薬の副作用で起こる症状のひとつで毎度悩まされるのが「便秘」。

便通はいい方なのに、化学療法のあとは3~4日くらい出ないことがあります。

最初の抗がん剤投与のため入院した時も主治医から「水をたくさん飲んでね」と言われ、2Lペットボトルをベットの脇において意識して飲んでいました。

でも、外来通院が始まると水分補給を忘れがち。化学療法を受けた一週間くらいは注意をしないと便秘になりました。普段、便秘をしない分だけけっこう気分的にしんどいし、看護師さんの話では、「便秘になって排便時に力むことで脳の血管に支障が出ることが心配」とのこと。だから、便秘対策は大切。

特に、化学療法が続くと血管が細くなったり、難くなったり、見えない部分に影響が出たりすることもあるらしく、意識をして体を守ってあげなくてはいけないと感じました。

そこで、便秘解消にはなにが必要なのかを調べてみました。

まず、起き抜けの水分摂取は「水」が大切。

でも、冷水、常温、お湯、お茶、どれがいいのでしょう?

いろいろ調べてみると「白湯」が良さそうです。

理由は、冷たい水は体を冷やしてしまうから。そう「冷え」は大敵。

化学療法の始まる2、3日前からマグミットを服用。

(毎日飲む分はもらっているけど、便通があるなら服用は自分で調整してOKと言われています)

化学療法後は、出来る限り意識して水分を摂取する。

朝起きたら「白湯」をマグカップ3杯(500cc~600cc)を、ゆっくり飲む。

ヨーグルトを食べる。

夜寝る1時間前に温めた「甘酒」を飲む。

便秘になったら、朝と夜に、オリーブオイルを大さじ1杯飲む。

大根のお味噌汁や、キャベツなど繊維が多くて、胃にやさしい野菜を食べる。

あとは、お腹のマッサージ。

これで、何とか乗り切れています。

まだもう少し続く化学療法の日々。

温活で乗り切ろうと、誓う冬の一日でした。