抗がん剤の化学療法も今月で終了の予定ですが、実際のところは次の診察で明らかになる予定です。
今回は私の場合として、どんな副作用があったかをお話したいと思います。
副作用の代表格といえば「脱毛」
最初に、「悪性リンパ腫」と告げられて、まずは入院しての治療になりますと言われた時に頭に浮かんだのは、
入院って、2~3か月くらいかな?
抗がん剤だから、脱毛はあるよね。ウィッグを買わなきゃ!
この2点でした。
悪性リンパ腫といわれても、ピンと来ないまま今日に至りますが、脱毛という現実は、よく再現ドラマとかで、浴室で洗髪をしているとごっそり抜ける、というシーンを目にしたこともあったので、病名よりも、現実世界のリアルとして直面した課題だったと思います。
ネットで「医療用」「ウィッグ」と検索すると、たくさん出てきます。
ありがたいのは、超高額と考えていたウィッグが1万円くらいから販売されいたこと。
しかも、ネットで購入できるので、店頭まで行って対面販売するという時間も、手間も、そしてなにより自分の病名を口にしないでいいというノーストレス。ネット購入が普及していない時代だったら…と思うと、本当、今の時代に感謝するしかありません。
そうそう、ボブタイプのウイッグを購入したので、セミロングだった髪の毛を、入院前に美容室に行ってカットしてきました。
「脱毛」はいつから始まったかというと、治療開始から約2週間をすぎた後でした
ウイッグとほぼ同時に購入したのは、オーガニックコットンタイプの医療用帽子です。
最初は、入院して治療が始まるとすぐに脱毛が始まるのだと思っていたのですが、入院していた2週間は脱毛の気配はなく、退院してもすぐには兆候もありませんでした。
退院2週間後には、無事職場復帰
その頃のメモに
面白いと思ったのは、根本が白髪になっている部分(毛根部分)が下向きに落ちてくること。髪が抜けているのがわかりやすかったです。
たまに「脱毛にするから、いっそのこと丸刈りにした」という女性もいらっしゃいますが、頭皮のためには髪の毛が多少残っていた方がいいような気もしたり、とりあえずどんな過程で脱毛していくのか観察の意味も含めて、自然のままに任せました。
職場の人には、病名がわかった段階で告知していましたし、脱毛がひどくなる前に「来週からウイッグにします」「今日からウイッグです」と宣言していたので、気分的にはノーストレスでした。