3-6 日常への確かな一歩:入院6日目、回復への道筋

病気の記録

日常への確かな一歩:入院6日目、回復への道筋

入院生活も6日目。 静かな朝の病室で、ふと自分の体に意識を向けてみました。 熱は36.3度と平熱。 「うんうん、体調は安定している」その感覚は、まさに「日常」へと少しずつ戻っていくサインのように感じられます。

特に、化学療法を受けていた日の「これからどうなるんだろう…」という不安定な気持ちは、もうほとんどありません。 体調が良好であることに、心から感謝するばかりです。

身軽になった日常

点滴用の針が外れたことは、私にとってまさに「解放」でした。 あれこれ気にせず動けるようになり、これまでベッドの上で安静に過ごす時間が多かったのが嘘のよう。 午前中には、早速1階のコンビニへ向かうため、階段を使ってみることにしました。

入院中に筋力が落ちていないか心配していましたが、意外なほど足取りは軽く、体調不良を感じることもなく目的地に到着。 歩いた後も疲れを感じず、ホッと胸をなでおろしました。タグを削除: 入院 入院タグを削除: 利尿剤 利尿剤タグを削除: 化学療法 化学療法タグを削除: 悪性リンパ腫 

1階から4階までを階段で往復

一番心配だったのは、体力の低下です。 そこで、午後からも4階の病室と1階を往復する「自主トレ」を日課にすることに。 1日2回の往復で、体力が落ちていないことを実感できます。

ただ、毎回階段を上がるたびに、すれ違う看護師さんたちが少し驚いたような表情を見せてくれるのが、密かな楽しみなんです。 「あれ、もうそんなに元気なの?」という視線が、なんだか承認欲求を満たしてくれるような気がして、心の中でちょっとニヤリとしてしまいます。

便通と水分補給の大切さ

少し気になるのは、やはり便通のこと。 普段の生活ではあまり意識していませんでしたが、入院中は体調管理の大きなポイントです。 「出そうで出ない」というもどかしさが続き、無理はできないと分かっていても、やはり気になってしまいます。

主治医からも「たっぷり水を飲んでね」と言われていたので、コンビニで2リットルのミネラルウォーターを購入し、1日かけてしっかり摂取。 飲むヨーグルトも共用冷蔵庫に確保し、できる限りの健康管理を自分に課しています。

入院中の楽しみ

テレビを見たり、病室で過ごす時間が長い分、何か楽しみを見つけることは本当に大切だと感じています。 テレビはテレビカードを使うので、油断するとあっという間に1000円が飛んでいく… そこで節約も兼ねて、持ち込んだノートパソコンでYouTubeを観るのが、日々の大きな楽しみになりました。

元気が出る動画を観ていると、気分転換になるだけでなく、心の底からポジティブなエネルギーが湧いてきます。 こんな風に、どこにいても好きなコンテンツを楽しめるのは、本当に良い時代だと感じますね。 どんなささやかなことでも、心の中で「楽しみ」を見つけられるのは、幸せなことです。

入院中に見ていたYouTube

さて、入院中に皆さんはどんなYouTubeを見るのでしょうか?

私がひたすら見ていたのは、なぜかこの方の動画です。

運勢が爆発的にアップする話【鴨頭嘉人】

実はまったくの初見だったのですが、普段見ているYouTubeの方が「鴨頭さんの話はすごい」と紹介していたので、興味を持って検索し、見始めました(もちろんイヤホン着用で! )。

そうしたら… いやはや、その熱量とパワーにすっかり「あてられて」しまいました。 入院中なのに、まるで直接エールを送られているかのように元気が湧いてくるんです。

経営者でも事業家でもないただの事務員ですが、彼の言葉の一つ一つにぐいぐい引き込まれました。

病気に関しての動画はまったく見ない日々。元気が出る動画こがなによりの妙薬ですね。