1-3 リンパ節摘出手術の日が決定 なんとその日は〇〇〇!

医師からの説明 病気の記録

病名告知のあとも、さらに検査が待っている

約90種類もあるという悪性リンパ腫。

全身の状態とどの種類なのかを調べるために、さらなる検査を受けることになりました。

ひとつ目が「PET検査」。
Positron Emission Tomography(ポジトロン・エミッション・トモグラフィー)という言葉の略名で、日本語的には「陽電子放出断層撮影」という意味らしいです。

体の中に、検査薬を点滴で投与して全身のガンを調べることができる検査ですが、それでもほかの検査も同様100%の精度ではないとのこと。
まあ、それはそうだよね、と思う。

何といっても、最初の検査では、ほぼ「乳がん」と言われていたのだからリアルな言葉ではあります。

ふたつ目が、リンパ節生研(摘出手術)。

脇の下のところにメスを入れて、組織を切除して顕微鏡で調べる病理検査。
この検査で90種類の中のどのリンパ腫かを判別して、治療方法が決まるらしいのです。

変更になったリンパ節摘出手術の日は、運命の日

リンパ節摘出手術の予定日は決まっていたのですが、なにがあったのか人手がたりなくったらしく「別の日に変更をしてもらえませんか?」と仕事をしている時間帯に病院から携帯に連絡が入りました。

当初決まった手術予定日は「この日しか空いていませんから」と割と強めに言われて決められた日。けれど、そう言った本人からの丁重な電話だったので、「わかりました。変更になったと会社に相談して変更してもらいます」と言って電話を切りました。

それでも、18時過ぎに再度「大丈夫ですか?」と改めて確認の電話が入りました。

18時回ってから電話をわざわざくれたことにちょっとびっくり。
病院って対応が冷たいイメージがあったので、こうして何度も電話をかけてれるのって、とても以外で不思議な感じでした。

しかし、「誕生日に手術とは・・・」と、内心ボヤく。
そう、変更された手術予定日は、何の因果か私の誕生日。
誕生日って寿命、再生、生き方の転換日、という考え方が私にはあります。

手術の時間も夕方16時前後って、ほぼ生まれた時刻と同じ時間帯。

ここまで奇妙な偶然が重なると、なんらかの意味を感じないわけにはいかない感じ。

家に帰って、闘病体験のブログを読むと、生研手術の麻酔でショック症状になり、危険だった体験談が載っていて多少ビビる。

そうか、麻酔ショックや、たんなるショックでの命の危険もあるのだと自覚。

誕生日にまさかの事態は遠慮したい、と願いつつその日は眠りについたのでした。