1-4 リアルなお金のお話 生命保険契約内容の確認

医療費の領収証 病気の記録
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告知された日に 自宅で最初にしたことは保険会社への電話

悪性リンパ腫と告知されたその日、病院から帰宅してすぐに行ったことは、生命保険の契約書の確認です。

私の座右の銘は「最悪の状況の中で、最善の環境をつくる」こと。

必要なのはモチベーションを上げること。

ピンとは来ていないとはいえ、悪性リンパ腫は血液のがん。そして「がん」といえば、がん保険。

そう、「生命保険だ」

こんな時こそ、社会人になってから入り続けていた生命保険に支えになってもらわなくてはなりません。

契約書を取り出して、内容を確認。

入っているがん保険が「告知されたら給付金(一時金)を受け取れる」ことを確認して、コールセンターに電話。

病名を話すと、数日後には、がん保険の診断給付金(一時金)を受け取るために必要な書類書類一式が郵送で届きました。

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がん保険を解約しようとしていた矢先の告知

届いた書類を確認しつつ、時代は便利なもので加入している生命保険会社のホームページを見ると、書類の記入の仕方等が動画でわかりやすく解説してくれていたりします。

次回の検査の時に、血液内科の受付に持っていくと「作成までには約2週間近くかかります」とのこと。

検査、診察等を考えると入院している頃に受け取れるのかなと、逆算したりする。

実は、保険を解約しようかなと考えていて、前年は「保険の窓口」に3~4回通ったことがありました。

「お金を貯める方法」という雑誌特集や書籍に目を通す機会も多くて、「保険会社に支払うお金は無駄」みたいな言葉に共感して、保険料を見直そうとしていたのです。

最低必要ラインの保険内容を選んで、希望の保険会社に健康診断の結果を提出する段階まで進みました。

でも、肺の部分に石灰化らしき影があることが健康診断の結果に書かれていたため、乗り換え予定の保険会社からは加入不可の回答が・・・。

仕方なく現状入っている保険を継続。それでも、どうせがん家系でもないし、ここまで大病もしていないから、解約をしよう!と考えていた矢先の出来事でもあったため、「解約しなくて良かった」という「ギリギリ助かった感」に胸をなでおろしたのでした。

検査費用3万円に青ざめる

病気になるとお金がかかると聞いてはいたけれど、とにかく検査、手術と、入院日が決まるまでにかかった費用がびっくり。

大学病院での初日の支払額が約3万円と表記されていて目と耳を疑いました😱

心の準備もなく、財布にそんなお金もなく・・・と、焦っていると、ありがたいことにATMの存在に気が付いて慌ててATMコーナーに飛び込んだことを昨日のように思い出します。

健康保険の自己負担割合が3割としても、初日早々お金とATMのありがたみと、恐ろしさに結構なショックを受けました。

それにしても、「3万円くらいかかりますよ」とどこかで教えてくれてもいいじゃないか、と心が叫びます。

入院するまでの主な検査にかかった費用
①最初の「乳がん」の疑いでの初診日の診察+検査が約3万円。
②告知された日の診察とCT検査で、約1万4千円。
③PET検査で約2万5千円。
④リンパ節摘出手術に約1万5千円。
正直、病名告知より、高額医療費に青ざめた私でした。