時を戻します。
主治医から病名を告知され、抗がん剤治療を行う話になった時、まず副作用として当然「脱毛」が真っ先に浮びました。
そうだ「ウィッグ」を買わなきゃ!
病名自体の深刻さはいまいちピンと来ていない状態でしたが、脱毛という差し迫った現実に対しての準備をすることが優先だとは、わかっていました。
当時の髪型はセミロング。
などなどすべてが初めてのことだらけ。
でも、誰かに相談したい問題でもない。
まずパソコンに向かって検索することからスタートしました。
医療用ウィッグは1万円台から購入できる
便利な時代だ~! とネットで検索しながらつくづく思います。
「医療用」「ウィッグ」で調べていくと情報がたくさん出てきます。
私の結論は、次のとおり。
1万円以下のウィッグもありますが、なにしろすべてが初めてだらけ。
安すぎるのも心配なので、クチコミを読んで信頼できそうなサイトを検索する日々。
がん保険の一時金が出るという安心感もあり、「自分へのご褒美」ならぬ「自分へのお見舞い」として、とりあえず3種類のウィッグと、医療用の帽子を購入することにしました。
ウィッグと帽子とシャンプー
髪の毛が抜けていくことを考えて、対策は十分にしておいてあげたい。
いろいろな人のブログを読むと、脱毛と同時に頭皮が敏感になったりするという体験も目に留まります。
今まで使用していたシャンプーやコンディショナーだと、「髪にやさしい」とか「髪がしっとり」とか「髪が主役」。
今は、抜けてしまう髪よりも、地肌を大切にしなくちゃいけない!
かと言って、「育毛」でもない。
化学療法が終われば「生えてくる」わけだから、それまでの辛抱。
それまでは、髪で守られていた皮膚が露出するわけだから、出来るだけ刺激のないものを用意して「地肌を守らなくてはいけない」。
・頭皮にやさしい
・植物性由来
・オーガニック
・全身に使える
・子供にも安心(なら、大人も安心)
とにかく、頭皮を守ってあげるものをチェックしました。
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